2007年3月22日木曜日

村上春樹

 マッシュポテトとウィスキーで食欲を満たし、生活から隔離されないまでも、生活を忘れたい時に村上春樹の本を読む事にしている。安心できるものがある。メタファーを考える事でベッドにもぐりこんで、おろかなことをかんがえずゆっくりと眠りにつく事ができる。

ジャズがあるし、お酒があるし、孤独だが、孤立していない世界がある。

その世界に踏み込むと、私はのめり込まないし、感情移入もしないのだが、ため息をついて幸せがうばいとられていくような安堵感よりもよっぽどましな、肩の力のぬける思いがするのだ。



 

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